赤穂城


【お城データ】
形状:平城
所在地:兵庫県赤穂市
交通:JR播州赤穂駅 徒歩10分
築城年:慶安元年
築城者:浅野長直
城主:池田氏−浅野氏−永井氏−森氏
遺構:大手東北隅櫓(復元)
大手高麗門
本丸門(高麗門、櫓門)復元 1995
厩口門(復元)
天守台
石垣 堀
【写真GALLERY】
   大石神社  

見どころ 【日本100名城】 かつては大手隅櫓と高麗門、それと城内にある大石神社程度が赤穂城の見所でした、現在では本丸がいい形で復元されているし二の丸についても発掘作業が継続中で どのように復元されていくのか楽しみな城である。
 本丸は石垣が積みなおされ山鹿流築城術をビジュアル化して 見ているよう 石垣はけして高くは無いが幾重にも折り曲がり銃撃戦を想定して横矢がどこからでも掛けられる構造となっている。  天守台(または大櫓)かと思えるぐらいの出隅の矢掛台は見事である。
天守閣は建てられなかったが大きな天守台は残っている、独立型の天守台であり本丸内に独立して立てられていることからも 銃撃戦のための砲撃台的な意味合いが強いのではないかと思う。 また本丸への門として 本丸門と厩口門が復元されているが厩口門については付随する土塀の形状が面白い。
本丸の御殿の再建計画はないが間取りは良く再現されていて興味深い。 二の丸は庭園の発掘中であったが小舟で堀廻りが出来るそうだ
兎にも角にも赤穂浪士を中心に遺構を復元しているが、三の丸を散策すると誰々の屋敷跡と案内板があり、 赤穂浪士に対して親近感が湧いてくる。

【大石神社】
大手門枡形の裏手に大石内蔵助をお祀りする神社が建てられている。この場所は大石邸跡だという。 参拝口はぐるり廻って反対側になるが 途中に大石邸長屋門を見ることが出来る。 
神社参道には四十七士の石像が立つ、また宝物殿もあり彼らの資料が展示してある。 さきほどの長屋門内部を見学することができるが、宝物殿とセットとなる入場券が必要である。

所見 赤穂城はまだ発掘調査中で発展途上の史跡ですが、庭園の復元が楽しみです。  公園として良く整備されているなといった感じですが、かつては水手門の向こうは海に面しておりイメージがだいぶ違っていたのかと 思う。

アクセス 【鉄道で】
赤穂駅前より真直ぐ延びる道路を10分も歩けば大手隅櫓に着きます。
【車で】
大手門前に無料駐車場がある。 姫路あたりでレンタカーを借りて、龍野城あたりとセットで巡るのもいいかもしれません。




大手隅櫓、大手門 大手高麗門 大手隅櫓、大手門 大手門内部から隅櫓 大石神社 大石良雄宅跡長屋門 大石神社 大石神社 武家屋敷公園 清水門 二の丸隅櫓跡 二の丸門跡から 本丸門 本丸門 天守台 天守台より 厩口門 厩口門 本丸隅櫓跡 なぎ橋門 塩屋門 二の丸北隅櫓跡 水手門 二の丸隅櫓跡
(赤穂城内MAPより)     ■ 印をクリックするとその場所から撮影した画像が見られます。


復元 大手東北隅櫓と大手高麗門大手東北隅櫓 かつて赤穂城といったらこの櫓 駅から真っすぐ10分歩くとこの櫓大手門高麗門
大手櫓門跡より大手隅櫓を見る大手門跡より大石神社を見る大石内蔵助邸長屋門 現存 内部は大石神社側から見ることができる内蔵助がいた時代からここに在る
大石神社参道 両脇には四十七士の石像が大石神社社殿復元中の二の丸北隅櫓台
二の丸門跡より二の丸堀 奥は清水門方向復元された本丸門(高麗門と櫓門)本丸櫓門を本丸内より
9mもある天守台 しかし天守は建てられなかった天守台より本丸御殿跡と本丸門天守台より厩口門
本丸内部より厩口門二の丸より厩口門本丸石垣
なぎ橋門と奥に出隅(櫓台ではなく横矢を射かけるための台)清水門跡 内蔵助が城明け渡しの折に退城した門(忠臣蔵4段目では長屋門になっていた)武家屋敷公園入り口奥が大石神社鳥居


    


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