新宮城


【お城データ】
形状:平山城
所在地:新宮市丹鶴3丁目7691-1
交通:JR新宮駅 徒歩15分
築城年:元和4年(1618)
築城者:浅野忠吉
城主:浅野氏-水野氏
遺構:天守台、石垣

【写真GALLERY】
 

(周辺観光) 熊野速玉大社 阿須賀神社

歴史と
見どころ
慶長7年(1602)に紀州藩主浅野幸長の重臣・浅野忠吉がこの地に城を築いた。しかしながら一国一城令により一旦廃城となったが、元和4年(1618)に築城が認められ再築城されたが、浅野氏は転封となり、紀州徳川家付家老水野重仲が築城を継続し、その後2代重良の頃に松ノ丸が拡張された。 現在の形に城が完成したのは寛文7年(1667)3代重上の頃である。水野氏の居城として明治維新を迎え、明治8年(1875)までにすべて建造物を取り壊した。 戦後本丸周辺は民有地となり鐘ノ丸跡を中心に旅館が建っていたこともあり、1980年までケーブルカーが通っていた。 現在城跡は丹鶴城公園となっており、熊野川河口の水ノ手曲輪もよく整備されています。

所見 【続100名城】 切り込みハギの石垣がよく残る平山城で本丸南東の横矢掛の石垣は見事です。熊野川が熊野灘に注ぎ込む河口近くにあり熊野川の対岸は三重県です。出丸や船着き場を兼ねている水ノ手曲輪が印象的です。

アクセス 【鉄道で】 JR紀勢線新宮駅から徒歩15分程度   
【車で】 鐘ノ丸下に駐車場有り(無料)5,6台の駐車スペースなので少し遠いですが丹鶴ホール前の駐車場の利用もできます。




  
(新宮城案内書MAPより)  ■ 印をクリックするとその場所から撮影した画像が見られます。



松ノ丸(三ノ丸)への桝形虎口

丹鶴ホールから丹鶴ホールからの松ノ丸虎口熊野川(紀勢線)と水ノ手曲輪
水ノ手曲輪駐車場かの石段で本丸へ鐘ノ丸(二ノ丸)石垣
天守台 一部崩れています天守台  本丸石垣
本丸横矢掛  本丸搦手口出丸と熊野川
本丸虎口  水ノ手曲輪と本丸の石垣  
本丸石垣  鐘ノ丸(二ノ丸)松ノ丸(三ノ丸)虎口



本丸と出丸の石垣 左下が水ノ手曲輪


本丸から見た出丸 後ろは熊野川


天守台 一部崩れています


本丸石垣 横矢掛が続きます


丹鶴ホールから見た全景(出丸、本丸、松ノ丸と鐘ノ丸)

 熊野速玉大社 阿須賀神社

    


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