松尾大社神苑(松風苑)






【データ】
所在地:京都市西京区嵐山宮町3
交通:阪急電車松尾大社駅下車 徒歩すぐ
 拝観時間:9:00〜16:00(日・祝日:16:30) 拝観料:500円 駐車場あり(無料)
歴史:大宝元年(701) 秦氏が「磐座」の神霊を勧請し、社殿を建立
⇒応永4年(1397) 本殿再建
⇒天文11年(1542) 本殿大改修
⇒昭和25年(1950)8月30日 「松尾神社」から「松尾大社」に改称
メモ:松尾大社(松風苑)では3つの庭を拝観できます。いずれも重森三玲関連の庭となります。また当初予定がなかった神像館横の庭は「即興の庭」とも呼ばれています。
【曲水の庭】 州浜、鑓水、築山を平安時代風にアレンジしたモダン庭園
【上古の庭】 三玲最晩年の枯山水庭園 上方右手の松尾山中に磐座があります
【蓬莱の庭】 三玲の長男が作庭完了させた立石が多く使われた池泉回遊式庭園
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 曲水の庭
重森三玲により昭和50年(1975)に完成された。松風苑で用いられている200個近い石は徳島県吉野川の青石(緑泥片岩)が使われています。平安時代風にアレンジした鑓水や州浜の間を清流が流れます。

   



曲水の庭

   



曲水の庭



 上古の庭
神像館右手の斜面上に作庭された庭です。三玲最晩年の庭で手前の白砂、中間部の笹(夏は緑、秋は黄色)、上部の磐座を表した巨石の石組みから構成されています。

   



上古の庭


上古の庭

神像館横の庭神像館神像館入口から



神像館横の庭 「即興に庭」とも呼ばれています



 蓬莱の庭
楼門手前右手(お団子屋さんの裏手が庭園)に庭園への入口があります。この庭は重森三玲を引き継いで長男重森完途により昭和50年(1975)に作庭完了されました。 大変多くの立石で構成された池泉回遊式庭園です。奥には立石でできた滝も見ることができます。

   



蓬莱の庭