青森銀行記念館






【データ】
所在地:青森県弘前市元長町26
アクセス:JR弘前駅 バス15分  開館時間:9:30〜16:30(4/1〜11/30開館 休館日:火曜日)
    入館料:200円  記念館の駐車場なし
歴史:明治12 年(1879) 弘前市本町で「第五十九国立銀行」開業
⇒明治37年(1902) 本店竣工、明治35年より着工
⇒昭和47年(1972) 国の重要文化財に指定される
⇒昭和60年(1985) 昭和58年から開始した、新築時の姿に戻す復元工事完了
メモ:弘前市に残る洋館のなかでも重厚な造りの建築物の一つで国の重要文化財に登録されています。 駐車場がないので弘前市立観光館か文化センターに駐車して歩いてくるといいでしょう。
ホーム:     内部リンク:新青森から弘前      




 ■記念館外部  

この建物は明治期に建てられたほかの洋館同様、木造です。 石造りのように見えますが、壁面は「張り瓦」という工法で、下地板の上に24cmの素焼きの瓦を張りつめ、その上から漆喰を塗っています。 窓も土戸といって土と漆喰でできており、防犯・防火に優れています。

言ってみれば日本の商家や豪農の家で見られた、土蔵をベースに建てられた建造物ですね。
    
設計施工者は堀江佐吉で旧弘前市立図書館と同じです。  高さは17.84m、建築面積は370.6m2 となります。
正面左面です厳重な窓ですねこちらは正面右側記念館入口


 ■記念館内部 

柱や階段は青森県産の「けやき」が、建具にはやはり県産の「ひば」が使用されています。 昭和58年から開始された復元工事によって往時が偲ばれるようになりましたが、曲がり階段もそのひとつです。  
磨き上げられた銀行カウンター曲がり階段(表階段)1階フロアー 右奥のドアーの向こうに裏階段があります1階フロアー  
曲がり階段を上がり2階へ第一応接室小会議室2階大広間 
2階大広間 左手の階段は中央装飾塔へ(非公開)裏手階段  裏階段 ここを降りて1階フロアーへ





■曲がり階段


    


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