野田界隈





■高梨兵左衛門旧宅 現在上花輪歴史館

キッコウマン本社 キッコウマン旧本社 興風会館 茂木旧邸 茂木旧邸 上花輪歴史館 煉瓦蔵 市民会館 醤油発祥の地 キノエネ醤油 櫻木神社

  キッコウマン本社周辺   

 今日は野田、柏、松戸と千葉県を廻ってみました。 まずは野田 キッコウマンで有名な醤油の街です。
写真右が流山街道 旧野田商誘銀行前からの写真ですが キッコウマン本社ビル、興風会館と見ることができます。 進むと利根川に出ますが、そこから船積みして直ぐに江戸に運べる交通の便の良さが野田を醤油の街として発展させてきたのでしょう。

【興風会館】について
  興風会館は、当時としては類を見ないロマネスク様式を加味した近世復興式の建物です。 大正6年合同して野田醤油株式会社を設立し、これを支援する経営者団体として、合名会社千秋社(現株式会社)が設立されました。
その千秋社からの寄付によって財団法人として設立されたのが興風会です。 昭和4年には会館が竣工し、社会教化事業の推進を目的として活動しています。
事務室に申し出れば自由に見学できるそうです。大講堂が見ものですね

     


本社ビルと興風会館
旧野田商誘(しょうゆう)銀行 大正15年築 キッコウマン野田本社興風会館 入口 
興風会館 本社ビルの隣になります。     



■キッコウマン野田本社ビル



   
  茂木家旧宅   

 キッコウマン本社の裏手一角が茂木本家となり茂木本家美術館もあります。
右の写真はキッコウマン旧本社ビルの門柱です、ビルは平成11年に解体され今は更地となっていますが、奥に琴平神社が祀られています。 私有地となっていて、神社に参拝することはできません。
門柱がある道を挟んで対面が、茂木家本家で、黒壁の倉庫、レンガ創りの塀、玄関門と続きます。

     

今回は訪問できませんでしたが野田市駅近くの野田工場内にあるキッコウマン「もの知りしょうゆ館」(工場見学)や同じく御用醤油醸造所(通称「御用蔵」)、愛宕神社等があります。   



茂木本家 玄関門本家レンガ塀     
本家隣りの区画にある      



■茂木七左衛門旧宅 茂木本家






    
  上花輪歴史館 (高梨兵左衛門旧宅)

 野田醤油醸造の祖「高梨兵左衛門」氏が住まわれていた旧邸宅を上花輪歴史館として有料開放しています。
月曜、火曜は休館日、当日は祝日ですが火曜の為、やはり休館。 夏季期間も長い休館期間がありますので注意が必要です。 道を挟んで対面にキッコウマンの煉瓦蔵が あります。 かつては自由に見学が可能な現役蔵だったようですが、今は入ることはできないようです。

     



冠木門が立派です      
  キッコウマン煉瓦蔵 歴史館の道を挟んで対面直ぐです  最近まで現役で、見学も可能でした  


    
  野田市市民会館 (茂木佐平治旧宅)

 野田市民会館との名称になっていますが「茂木佐平治」氏の旧邸

 野田市市民会館   










  キノエネ醤油と野田醤油発祥の地   

 キノエネ醤油は野田の醤油業者が共同出資してキッコウマンを創った後も、独立企業として野田で醤油業を営むは唯一のメーカです。

【醤油の種類】
  醤油は以下の5種類
   1.濃口・・・一般的な万能タイプの醤油
   2.淡口・・・炊き合わせや、含め煮  関西で多く使用
   3.再仕込み・・・甘露醤油やさしみ醤油 濃厚さが特徴
   4.溜まり・・・照り焼き、煎餅、佃煮、ラーメン 東海地方で多く使用
   5.白・・・琥珀(こはく)色の透明な醤、油茶碗蒸し、煎餅や漬物

キノエネ醤油は白醤油のシェアー3割を誇ります。
近くには野田醤油発祥の地があります。 かつて飯田市郎兵衛家が初めて醤油を醸造した地だそうです。 流山街道から少し入った有料駐車場の一角にあります。 後ろにはマンション、その裏手がキノエネ醤油です。   

     



      
工場の塀に掛けられた看板入口と本社社屋  本社社屋を真横から    



■キノエネ醤油 千葉県野田市中野台157 1897(明治30)に建てられた本社社屋



  櫻木神社   

   

   櫻木神社






■櫻木神社 拝殿


    


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